『来年のアイアンマン、バッセルトンにしない?』
◆最高の挑戦をして、
完走してきました。
佐渡国際トライアスロン大会
2019年9月1日
Swim : 4000m
Bike : 190km
Run : 42.195km
佐渡大会 出場者
Aタイプ
1、千葉(F)
2、三浦(あ)
3、関根
4、春口
5、大橋(雄)
6、河野
7、谷
8、石原
9、板垣
10、小林(勇)
11、岡本
12、今里(A報告)
13、石垣
14、仲谷
15、松井
Bタイプ
16、古塩コ-チ
17、平泉
18、一政 (B報告)
タチトラからは以上18名という大人数で佐渡ヶ島にのりこみました。
-------------------------------------【Aタイプ: 今里報告】-------------------------------------
思い起こせば4年前51歳での(河野さんの勧め)昭和記念公園スプリントが全くのデビュー戦で(こんなにも楽しいことがあるんだと、はまり) 52歳で新島の初ショ-ト、53歳で珠洲の初ミドルと順調にいっていました。
そんななか昨年、親方に「なんでロングでないの?」と聞かれて「自分なんかじゃロング無理だよ」と言ったところ、「自分には無理という線を引いてるんですよ」と言われハッとしました。
そして一大決心し、仲間達にも公言し後には引けない状況になりました。
そしてマラソンシ-ズン中、超速い春口さんに、どうすれば、ロング完走出来ますか?と質問したところ、ロング完走したきゃランばっかりやれ!、 とアドバイスをいただき4月頃から本格的に走り始めGWは毎日走りまくり、更に飯田さんには、土曜日インタ-バル走し、日曜日に、180分間LSDをやったほうがいいとのアドバイスも頂きそれも実行しました。7月は、月間230㎞ラン達成しました!脚攣り寸前の日々でした。バイクに関しては、数回秩父方面のロングライドした程度でした。8月中旬に、チハラン達に誘っていただいた山中湖合宿では、行きの道志道登坂では脚攣り、きつく、こんなので佐渡バイク190㎞大丈夫か?と不安りなりました。
その後古塩コ-チからも色々アドバイス頂き
バイクハンドルに190kをAve26kで7:30でバイクフィニッシュするASごとの通過時間を書いて貼りました。
これがのちの長い長いバイク中の心の支えとなりました。
1週間前位になったとき頭のなかは佐渡のことばかりでした。遂に出発の金曜日朝、緊張感max.
もう後は気合だけです!
新潟駅まで新幹線、そこから佐渡汽船ジェットフォイルで佐渡に上陸。両津港はかなりまとまった雨。宿に到着時には霧雨に、その後平泉先生に誘われて試泳しました、強風とやや高い波、このコンディションでの試泳が翌日に生かされました。
受付、選手登録,島祭りparty、ここでtatitora仲間たちと合流。その晩だけは島の美味しい料理とビール、地の日本酒で盛り上がりました。
そして土曜の夕食、、禁酒で大量に炭水化物摂取。翌日は朝3時起床で朝食。そこで頂いたバナナと白米でおにぎり自作しバイクジャ-ジポケットへ。これがバイク前半の補給で役立った。
おにぎりエイドでもらえるかいらないよという人いますが前半のエイドはおにぎりなどないんです。ほぼドリンク中心。(ちなみに補給食は、羊羹、ミニカステラ,マグオン、つら-ず、塩飴、梅干、バナナ)ドリンクはポカリスエットに塩いれる、OS1)
朝食後着替えて出発。まだ辺りは真っ暗。ヘッドライトがあるといいです。
バイクセッティング、ナンバ-記入。その後トイレにと思ったらやはり行列。地元の谷さんに聞き裏路地の公衆トイレへ。助かりました。毎回レ-スまえのトイレ悩みですね。
遂にスイム試泳。スタ-ト3分前。いつもの緊張感!で並んでいたところ岡本さんがもっと前にいこうと誘ってくれて最前列の少し後ろの位置に。後ろに並んでいたら抜いていくのは困難だから前列に移動して正解でした。すると最前列に親方が!お互いにガッツポーズ!そしてスタ-トのホイッスル!暫くすると予想よりもなかなかえぐいバトル、すさまじい人の群れ。凄い状況でしたが、不思議と凄く落ち着き冷静な自分がいました。波高く波のtopでヘッドアップ。5回に1回のヘッドアップで徐々に900m地点の大きなブイをタ-ン、。沖は更に波高くなる。戻りは追潮で波に乗れやや速く泳げる。
それを2周回やりスイムアップ。時計見ると目標タイムより4分くらい遅く「あ-だめだ-」と思いながらバイクラック行くとなんとほとんどのバイクまだあり超余裕の気分に。
バイクスタ-ト時大橋さんと会いガンバ-と!
そして長いバイクの旅の開始。
スタ-ト早々からどんどん抜かれるが,脚攣り無しとランに脚残すことだけ考えハンドルに貼ったタイムスケジュールを終始見ながら走りつつけました。
そのぺ-ス表は、前半は予定より速かったが、後半は疲労と向かい風でぺ-スダウン。
そして後半の両津港で名雪さんと土屋さんが応援してくれてる姿を目にしたら、それがもう嬉しくて嬉しくて、名雪さんに向かってためくちで、「絶対に完走してくるからな-」と叫んでしまいました。
きつさに耐えてバイクfinish。
そして一番頑張ってきたランスタ-ト。
なかなか順調な走り出し。でもウエストポーチポ-チのスポドリ等が重すぎた。2キロごとにエイドあってその都度スポドリ飲みオレンジ食べたから持って走るものはほぼいりませんでした。
5キロ位までは、キロ6:30位で走れましたがその後暑さと疲労で7:00くらいにダウン、
1周回折り返し後の河野さんにとアイちゃんとすれ違う。あたりが少しずつうす暗くなり始めると叉6:30に。そしてゴ-ル地点に戻りラスト1周回!これで全てが終わるんだと自分に言い聞かせて走り続けるが真っ暗な登り基調の田んぼ道はキツイ。
そして25キロ辺りで肉体的にも精神的にも限界の時に(幻覚が見えました)、
右側になにやら白っぽい人影?のようなものが、、
あれ、何だろう、気のせいか?
それは自分と全く同じぺ-スで並走する感じで、もしかして数年前に病死した兄?そんな気がしました。(陰ながら応援してくれてたのか?)暫くするとそれはすうっと消えました。
それからまたペ-ス上げられ遂にラスト500m位の商店街にはいり、遂に自分のレ-スナンバーと名前アナウンスされ、ボラや他のteamの方々から祝福のハイタッチ!
1年間の練習が走馬灯となり涙出ました。その後どういう感じでゴ-ルするかを考えて走ってました。やっぱ喜びを爆発させようと。ついにレッドカ-ペットへ。
両手を突上げバカみたいにはしゃいじゃいました。
そしてフィニッシュ!
作戦、目標どうり一度も足攣らずランは一度も歩かず完走しました。
15:30の制限時間のところ、 14:50!!
14:30が目標でしたが完走できて本当に良かった。挑戦して良かった!
21:30 完全終了と同時に素晴らしい打ち上げ花火。感無量に。すべての人たちに感謝。
こんなにも達成感あり感動することは、他にそうはないであろう。
これからもtatitoraのみなさんよろしくお願いいたします、
そして名雪さんの歳をこしても
佐渡Bに出場することが私の目標です。
総合順位 総合タイム Swim Bike Run エイジ順位
16位
千葉 11:19:25 1:31:37 5:51:12 3:52:02 エイジ準優勝
50位 関根 12:01:02 1:29:44 6:08:25 4:17:30 7
51位 春口 12:01:25 1:33:17 6:13:50 4:09:44 18
213位 大橋 13:26:21 1:33:29 7:02:57 4:42:15 57
295位 三浦 13:57:38 1:21:43 6:36:18 5:57:18 30
女子22位
石垣 14:02:32 1:26:49 7:25:28 5:04:43 エイジ優勝
412位 河野 14:33:57 1:44:57 7:35:04 5:02:19 116
女子35位 仲谷 14:36:28 1:35:00 7:55:16 4:56:19 4
484位 谷 14:49:07 1:45:53 8:05:24 4:51:34 105
486位 石原 14:49:33 1:44:27 7:19:00 5:38:51 45
495位 今里 14:53:59 1:32:49 8:01:24 5:11:16 46
女子67位 松井 15:24:29 1:45:32 8:03:11 5:22:31 19
642位 板垣 15:24:29 1:33:19 7:37:51 6:04:25 25
小林 1:31:55 6:35:33 DNF
岡本 1:29:26 8:22:51 DNF
A出場者数 1008
完走者数 734
完走率 72.8%
天候 晴れ
気温 26.6度
水温 24.0度
湿度 70%
風速 3.3m
-------------------------------------【Bタイプ : 一政報告】-------------------------------------
2019佐渡国際トライアスロン
【Bタイプ】
S:2.0k / B:108k / R:21.1k / total: 131.1k
開催日 : 2019年9月1日(日)
参加者 :
古塩コーチ
平泉先生
一政 ★初ミドル(報告者)
☆今年から制限時間変更
⇒11時間(18:30)
去年、佐渡トラ出場の仲間のゴールをLIVEで応援していた時か
なので抽選に当たった時(ほぼ当たるらしい笑) はすごく嬉しくて、今までにはないヤル気と練習魂に火がついたの
あまり自分から人に聞くのが得意でない私は、とにかく仲間の走り
こんな身近に良い教材がたくさんあった〜!と気づくのがだいぶ遅
今回の佐渡B完走は何一つとっても一人では成し得なかった事で、
ちょっとしたトラブルもありましたが、最後までず
以下、出発からレース本番までの笑いと涙と感動をまとめましたの
〈出発〉8/30(金) 24:30立川多摩信集合!
私以外は皆さんロング組!そんな中に一緒にいられることだけで嬉
ロング組は余裕の表情!さすがだなぁと感心。
3台の車にそれぞれ分かれ新潟港へ出発〜!
私の乗った車は岡本号の助手席。別の意味で緊張が走る (助手席は寝てはならないもの!と笑)
しかし大会の緊張が強く全く眠気が出なくてある意味助かった。 9:00新潟港出発!
〈佐渡到着〜大会当日〉
12:00両津港到着。まずはお目当のお寿司屋さんへ!
なんとも
佐渡入り直後から快調なスタート!
大会を忘れさせるほど本当に美味しかった!
選手登録・競技説明会までに時間があったので谷観光プランを実行
ソフトクリーム&パンのお店『しまふうみ』へプチ観光!
これま
そしていよいよ説明会場へ!
選手リストバンドをつけたら緊張感再来!!
もう逃げられない(遅っ^^;)と気が引き締まる!
説明会後は楽しみにしていた『島祭り Party』へ!
島民の方々の沢山の美味しいお料理と力強い和太鼓で本当に素晴ら
中でも和太鼓は鳥肌が立つほど全身に響き渡り、それまでの暑く苦
楽しい楽しい島祭りpartyはあっという間に終わり佐渡初日が
翌31日は朝6時起床で6時半には宿を出発。そして大会近くの宿
軽い運動とバイクの調整を兼ねてスタート地点と海の状況を確認に
しかしそんな状況でもジュニアトライアスロンは開催!こんなに小
自分のバイクラックの場所を確認し、LIVE中継で観たあのフィ
翌日のゴールシーンのイメージトレーニング‼︎‼︎
のつもり笑笑
その後Aタイプのバイクコースを少しだけ試走。
ちょっとだけランも済ませ、一旦着替えてから再び車で大佐渡コー
全コースを見れたわけではないが、ある程度知っておく事で、給水
コースの下見も終わり、宿へ帰って翌日本番の最終準備に取り掛か
早々に準備を終わらせ翌朝早いため20時には布団に入るも、やは
翌朝は3時起床で3時半には朝食!これはあくまでもAタイプのス
部屋に戻ると続々とロング組が出発を始めていた。
焦るな!焦るな!と自分に言い聞かすが焦りは増すばかりで少しも
そんな中、我がチームの女性陣も会場へいざ出陣!!
とうとうひとり残った私…泣
そしてロング組が出発して30分後に私もいざ出陣!!
以下パートごとの報告です!
◆〈swim〉
前日から海は波が高く茶色く濁り透明度はゼロ。恐怖心を煽られ不
レース当日朝は何とか天気は回復したものの、波は高く透明度もゼ
6:00にAタイプの仲間のスタートを名雪さんと土屋さんと3人
ウエットスーツを着てスイムチェックを通過。
もうここからは一歩も後戻り出来ない‼︎
アップをするため海に入りしばらく浸かる。
少しして泳ぎ始めるも透明度がゼロな上に人が多くすでにバトル状
ものすごい人の中で目の前に古塩さんが現れるだなんてすごい奇跡
スタート位置はコースロープ側の後方にしたが、かなり混み合って
◆7:30 Bタイプスタート‼︎‼︎
慌てずゆっくり入水し、膝上まで来たところでいざ泳ぎ始める。波
前後左右から人とぶつかる!でもゴーグルだけは蹴られまいと必死
依然とバトルが続いた
後ろを見たらまだ多少泳いでる人がいたことに少し安心。に
◆〈Bike〉
トランジションではバイク用品とラン用品の袋を分けたことで焦ら
浦島旅館の前で名雪さんと土屋さんの声援を受け『行って来まーす
おふたりの笑顔を見たらもう目がウルウル(泣)
☆初めのエイドは36㎞水津AS
ここまでの水分はDHのエアロボトルのみ。十分足りた。
水津でボトル2本(アクエリと水)をキャッチ!
エイドの飲み物はよく冷えていて美味しいと思った!エイドには美
スタートしてから20㎞手前で一気に広がる海岸がとても綺麗で気
☆56㎞多田WS
ここでは水をキャッチしエアロボトルに注入しトップスピード2個
小腹が空いたのでエネルギーgelとスポーツ羊羹を食べる♡
☆66㎞赤泊AS
手前で水ボトルを首に掛け新しい水ボトルと交換!暑いけど案外風
ただエイドにある食べ物が気になるだけ
次は待ちに待った小木AS!頑張るぞ‼︎と気持ちを新たに通過!
ジェルと羊羹でお腹もまずまず満たされた為か、
次第にやって来たのはなんと眠気(驚‼︎)
そんな余裕なんてあるはず無いのに、、、
そんな時にふと思い出したのが、アイさんから頂いた小分けの柿ピ
歯で小袋の口を開き、アップダウンの少ない時を狙って一気に口に
補給食はジェルや柔らかい物がほとんどだが、柿ピーのバリボリと
☆79㎞小木AS
小木の坂を登る前に必ずここでトイレ休憩とエイド食を食べる!と
トイレを済ませ、エイドに立ち寄りおにぎり2個と梅干し・スイカ
もっと居たかったなぁ〜と思うが、ここからが勝負だと気を引き締
ASを後にし少し直進して右折すると目の前には難所と言われる小
エイドでしっかり休息しエネルギーも気合いも十分。さぁ〜行くぞ
ディレーラーがホイールに当たってしまい、ペダルが全く動かない
そんな時、颯爽とAタイプのトップ
めちゃくちゃ速くてかっこ良かった〜!
私に気づいてくれて『どう
小木の坂を上る千葉さんの背中を見て、私も絶対ここを越えたい‼︎と思った。やっとメカニックっぽい人も来て、アウターは完全に使
それにしても長い休憩だったなぁ。。
途中せっかくの長い下りなのにペダルが回せない事がとても悔しく
なんとかバイクパートが終わった時の安堵感はハンパなかったです
急いでランの準備に取りかかる!
◆〈Run〉
沿道から地元の方々から『行ってらっしゃーい!』と沢山の暖かい
途中からAタイプの仲間達とすれ違った!
みんな速い‼︎そしてみんなからは『ガンバレー!』と声をかけて
それもみんなすごい笑顔で!!
すでに私の倍以上こなして来たとは思えないくらい元気いっぱいに
だから絶対
私がみんなをゴールで待とう!とそれだけが最後ゴールまでの原動
商店街に来た時、番号と名前を呼ばれて、あ〜、もうゴールするん
それまでの辛かった事が一瞬で消えてしまう。
ついにASTROMANと書かれたゴールテープが目の前に!!感
家族、職場、チームの皆様、大会関係者皆様、島民の皆様へたくさ
フィニッシュラインで一礼をし、私の初ミドルは無事
皆様、本当にありがとうございました!!
来年に向けてまた少しづつ頑張ります!!
第30回トライアスロン珠洲 記念大会
<参加者>
中里さん(タイプA),
村山さん(タイプA),
福島さん(タイプA)
氏田さん(タイプA),
村岡さん(タイプA),
横田(尚子)さん(タイプB),
境さん(タイプA),
米田さん(タイプA),
岡安(タイプA)・・・レポート記
8月24日(土)
0. 出発・お昼・説明会
4:45 ファーレ立川に集合, 5:00 出発
今回は、村岡さんの提案で関越道経由では無く、中央道経由で珠洲へ向かいました。
web検索すると早く着くし,高速代金も安くすむとか。。。
(実際に約1時間早く到着。上高地周辺、岐阜を通過する国道の山道を走った)
お昼は、富山で美味しい海鮮丼を食べ、説明会会場のある駐車場に着いたのが14:00数分前,
受付、車検を受けてから15:00説明会へ参加しました。
2年前のスイムでの大勢リタイヤ,昨年の強風によるスイム中止があったせいか、説明会では
急変する天気のこと,潮の流れ,波の高さを入念に説明していました。
「去年と違い今年はスイムを行う予定だけど厳しいぞ!」と言われているようでドキドキ。
説明会後、カーボパーティーに出席。美味しいものを食べた後、会場へ行き自分のトランジションエリアを確認し、2周回になった海の状態を見学。
昨年と違いブイの設置が完了していて今年はスイムから行われると確信しました。
8月25日(日)
1. トランジション準備・スイム試泳
トランジションでバイクを置いてランシューズを準備していた時、バイクのメーターを0(ゼロ)にするのを忘れていることに気付き急遽対応。また、ギアを軽めに変更してOK。 自分では落ち着いているつもりでも何故か焦っていていたよう。 落ち着け。。。
再確認後、ウエットスーツを着て皆と記念撮影。
いよいよスイム試泳のため海岸へ向かい、計測ポイントを通過。 各々試泳を開始。
今年2回目の海。 ドキドキしながら沖に向かって泳ぎ始めたら斜め右後方からぶつかってくる人がいていきなり少し焦ったが問題なし。 少し息が上がるぐらいの強度で泳ぎ、試泳を終了して
給水所で水をもらい口を濯いで準備完了。
皆と話をしていたら行列のできる法律相談所 菊池弁護士(ゲスト)の挨拶が終わり、いよいよ
スタート秒読み。
2.スイム
プァ~ ! いよいよスタート!
皆と話をしていたのであまり気にしていなかったが、思ったよりインコース寄りからスタート。
ゆっくりと歩きながら沖へスイムスタート。 自分をバンバン抜いていく集団があったが自分は冷静に落ち着けと言い聞かせマイペースで泳ぐ。 第1ブイ付近で前を泳ぐ人が急に平泳ぎを始めて、軽く右顎をけられるアクシデント。 少し焦ったが顔が上がり過ぎているから顎を引けと言われたと良い方向に考え、冷静に泳ぐことだけを考えた。
この平泳ぎの方は、自分と泳ぐスピードがほぼ同じだったので後を付いていった。 クロールで泳ぐときには、キックの泡が凄いので直ぐに分かる。数回に1回は必ず方向確認の平泳ぎを行うので、そこだけは要注意。それでもだいぶ蛇行して泳ぎながらBタイプが折り返すブイを通過。 少し経つと波が高くなってきて焦りが出てきた。でも平常心を心掛け平泳ぎの方を追っていたら、何故かAタイプ折り返しのブイを通り過ぎて行ってしまったので、自分はヘッドアップをしてブイを確認後、Uターン。復路は、左手にあるコースロープを手掛かりに泳ぐのみ。(2年前のように左手コースロープを超えてしまう事はなかったので潮の流れは今年の方が緩やかか?) 1周回終了。
スイム完泳するぞと気合を入れて2周目スタート。 冷静に周りを見ると自分と同じ色のスイム
キャップの方が数人のみ。 制限時間内に完泳出来るか考えてしまったが、考えても無駄なので平常心だけを考えて泳ぎ始めた。
1周目より2周目の方が、波が高くなってきたようだが、常に落ち着けと言い続けながら同じぐらいの泳力の方を見つけてついていった。 復路は、1周目と同じ左手コースロープを目印に泳いだ。
やったー、2年越しのスイム完泳! 制限時間クリヤー! 喜んでいる場合では無い、これからのバイク,ランへ続く。 尚ちゃんの声援を受けてトランジションへGO。
3.バイク
ウエットスーツを脱いでいたら、後ろから「早かったね」の声を掛けながらケンさん,氏ちゃんが通り過ぎて行った。「バイクで抜かしてくださいね」と言いながらエールの交換。
靴下・バイクシューズを履きスタートラインへ行き、いよいよバイクスタート。
なぜか今日は足が動くな、なんて考えながら走っていたら、昨夜の氏ちゃんマッサージ(右お尻のみ)が良かったようでスムーズなスタート。
登坂が苦手な自分だが頑張って登ってはスピード出して下る連続コース。 途中、追越し禁止区間で抜かしていった人がいたがマーシャルのバイクに追いつかれて止められ注意を受けていた。
海沿いを走っている頃、急に前へ進まなくなってきて何かおかしい。風が出てきたのだ。 両手でDHバーを握っていてはふらつくので、右手はDHバー・左手はハンドルを持ち、どうにかしのいで進む。 坂の上りにあった温度計;23℃。 メインのループ橋、大谷峠では、スイム同様 平常心を心掛け落ち着いてペダリングを行うことだけを考えて進むが、大谷峠では相変わらずもがいてどうにか登った。(2周目大丈夫か?)
2周目は、スムーズなスタートはどこへ行ったと言う様な腰の張り、お尻が痛くなってきた。我慢大会の開始である。気温は、26℃になっていて暑さも出てきた。風も強くなってきたかと思うぐらい。
ガマン。ガマン。 バイクに乗りながらストレッチをしてどうにか終えた。
4,ラン
トランジションでランシューズを履こうとしたらシューズが濡れていることに気付いた。雨が降ったようだ。 濡れたシューズを履いて、記念品でもらった帽子を被ってスタート。
*米ちゃんの話だと、バイクスタート時、大雨に降られたそうです。
*尚ちゃんの話だと、Bタイプ スイムスタート時、雷警報が発令し、途中でスイム中止があるかもしれないがスタートとか?
ランスタート地点にあるトイレに寄ってから走り始めた。 靴の中でグチュグチュ言いながらの走りで、すごく気になっていた。 5km過ぎぐらいだろうか、一気に疲れが来て歩くぐらいのスピードにダウン。 補給所に寄りながら給水・補給食を食べノンビリでも前へ進む。 折返しの公園ぐらいだろうか、とうとう左足裏に水袋が出来たようで痛い。 バイクに続いて我慢大会の開始。 終始ガマン。 少しずつでも前へ進むとゴールの野球場が見えてきた。2年越しのリベンシである。
やっとゴール出来た。嬉しかった!
5.帰路
始めての試みとして、銭湯に寄って汗を流した。
帰りは、山道の国道は避け、氏ちゃんがいつも通る高速道路で帰った。 途中のS.Aで夕飯を食べて清算。立川に着いたのが朝方4:30。
氏ちゃん、尚ちゃん本当に運転お疲れさまでした。
6.まとめ
スイムは、いつも皆さんにご迷惑をおかけしながら水曜練習会でコツコツと積み上げてきた成果が出て、無事に完泳出来て嬉しかったです。本当にありがとうございます。
バイク・ランは、ガマン大会となってしまったので、もっともっと練習が必要と痛感しました。
これからも練習を続けていき、来年は今年の記録を超えるように頑張りたいと思います。
これからも宜しくお願いします。
総合540位(エイジ71位) 総合記録 8:47:54
スイム 1:15:34 バイク 4:39:45 ラン 2:52:35
(トランジション時間は、バイクに含みます)
2019年9月22日(日)
九十九里浜トライアスロン(99T)
参加者 田中ザブ 他、未定
こんにちは。
ザブです。
久しぶりに大会報告します。
毎年、エントリーしている九十九里浜トライアスロン(99T)
昨年も出場しましたがレポート書く機会逃してしまったので昨年の
昨年はテレビ局が多数来ており撮影してた目の前に水泳金メダルの
瀬戸大也は第1ヒートでのスタート。
50代の僕は最後のスタートなので瀬戸大也のスイムスタートから
その後からの50代スイムスタートは皆、興奮して「50代パワー
立トラからの参加は溝内さんと私2人だけだと思います。
バイク・ランが1年前の話しなので記憶が薄く2018年のリザル
瀬戸大也93位、
田中ザブが102位、
溝内さんがバイク迄は48位でしたがランで肉離れ起こし208位
今年2019年は台風17号の風の強い中、開催されました。
朝、
50代は相変わらず最後のスイムスタートで、一番手前100メー
750メートルの往復で帰りは風の影響と満ちで少し波立っていま
スイム上がった後に「立トラ頑張れ〜」
バイクは海沿いの波乗り有料道路20キロの往復です。
バイク完走後、
今回の参加で、ここからが問題ありでした。
先程のバイクでの水分補給が上手く取れなかった、
台風の雨も降られず、怪我もなく完走出来ましたがトータル順位は
いつになったら二桁でのゴールが出来るか、
次回も頑張りたいと思います。
簡単ですが報告とさせて頂きます。
2019年6月23日 開催 2019五島長崎国際トライアスロン大会(通称:バラモンキング)
参加者(順不同):
Aタイプ(226.2Km):
エース@関根、チバッチ@千葉、カトテル@加藤、河野さん、
板さん@板垣、ちはらん@千原、愛ちゃん@仲谷、
親方@三浦、はせちん@長谷川(報告者)、ヨシ@飯田(報告者)
Bタイプ(147,2km):リース@小林、石兄@石原、境さん
ここは都内某所、バラモンキング報告会中。
<一同> カンパーイ!!
<長谷川> 今年のバラキンは出発直後ハラハラドキドキ楽しかったね。羽田7:40AM発の飛行機だから、通勤ラッシュを避けて空港に早めに着いてカフェでビール飲もうってカトテルから誘いがあったのに、搭乗始まっても本人が来ないんだもん。
<加藤> 人身事故で京王線が止まっちゃったんだよ。調布でリムジンバス乗ろうとしたら満席で乗れないし、調べたら稲田堤から南武線経由で行けることが解って急いで電車に乗ったんだよ。稲田堤駅で京王から南武線の乗り換え時間が1分半しか無くて、どでかい荷物背負って真剣にダッシュしたよ。(解説:駅と駅は離れており、、1分半で乗り換えは通常かなり厳しい)
<千原> ほんとギリキリだったよ。良く走ったよ。
<河野> ゲートが閉まる直前にチハランと一緒に乗り込んできたね。間に合ってよかった、ってホッとしたら、二人ともちゃっかりビールとおつまみ機内に持ち込んできた。ビール買う余裕あったの?って感じだよ。二人が乗り遅れたら、我々全員長崎で足止めだったよ。ジェットフォイルのチケット二人が持っていたんだから。
<千原> あ、そうだ! 危なかったね〜! ホントは少し余裕だったんだけど、空港のセキュリティーチェックでカトテルのCo2ボンベが引っかかっちゃって足止め食っていたんだよ。時間が無いのに、も〜!って感じ。
<河野> そういう自分も空港から市内へのバスの中にリュック置き忘れちゃって、何やっているんだろう、って自分で思ったよ。
<加藤> 忘れ物か〜。確か河野さんはバイクパンツ持ってくるのを忘れたんでしょ?
<河野> なんで知ってるの? 土曜日の朝に気づいて会場で買おうと思ったのだけど、売って無かった。薄いパンツで180Kmだよ、、。 話は変わるけど、バス降りた後に食べた皿うどんとチャンポン美味しかったね。
<長谷川> 長崎の海は穏やかだったな。 ジェットフォイル全然揺れなかったね。
<加藤> バラモンのスイムはプールで泳いでいるみたいなんだよ、って初参加の人に言ってたんだけど、今年は強風でうねってたね。
<板垣> レースの話になってきたから、この辺りで初参加のハセちんにレースレポート書いてもらおうか!
<長谷川> ん、了解!タチトラじゃこれからロング出たい人やバラモンキングに興味ある人も一杯いるだろうから、自分みたいなごく普通のトライアスリートでも完走できるんだって点とバラモンキングってどんな大会?ってところポイントにレポしますね。
=================================
開催日:2019年6月23日、 天気:晴れ、 最高気温:26度、 北風6m、 水温:22度位?
報告者:長谷川 (スイム1:25、バイク7:47(T1、T2込)、ラン5:08 トータルタイム14:21)
【出発~レース前日編】
タチトラメンバーは2班に分かれて福江島入り。博多からフェリー(木曜深夜発金曜早朝福江島着)組と長崎からジェットフォイル(乗船1時間半位)組。自分は長崎からジェットフォイル組。ちなみにジェットフォイル予約は電話予約合戦になるので参加者全員参加で席数確保必要になるので注意です。
金曜16時30分過ぎに到着しそのまま徒歩で選手登録&競技説明会へ参加。競技説明会の内容は結構あっさりしていて、確認したかったトランジションの様子(特にスペシャルニーズバックの事がルールブックにはほとんど書かれてない、、、)なんかは理解できず、タチトラ経験者に後で確認しました。きっとリピーターが多いんでしょうねぇと納得。
翌日土曜は朝一でバイク組み立て済ませ、車検&預託。その後コース下見&白砂で綺麗な高浜海岸でスイミング!コース下見のおかげで大分レースイメージ出来上がりました。コース下見は特にフルタイム組(15時間フルに使って完走目指す人。私です。。)には重要だと思います。
【レースプラン編】
自分の場合は初ロング大会(ミドル大会は6回経験あり)という事もあり、「完走最優先」でレースプラン立てる事にしました。また直前のバイク練やスイム練の感触だと恐らく時間一杯一杯使うレースにしないと潰れる可能性あるとも思っていました。
ランは過去フルマラソンで潰れた際の実績から考えると、半分歩くことになっても5時間30分以内では走りきれると考え、スイム1:30、バイク7:30、ラン6:00の割り振りで行こうと決めていました。特にバイクは前半調子にのって後半足痛めて撃沈というパターンを昨年のアイアンマンセントレアでも経験しており、また直前の山中湖往復170Kロングライドでも同じ傾向みられたので、兎に角決めたペース維持厳守で自分の世界に籠ることにしました。(抜かれても気にしない、気にしない、、、ってやつです。)
バイク補給については、事前にいろいろ試した結果、エネルギー系は「コナ飴+BCAA+クエン酸+OS-1」ボトル一本、給水はOS-1ボトル一本準備し、途中AS(エイドステーション)にて電解質パウダーで追加することにしました。頻度は5km毎に一口ずつを延々と続ける作戦です。
【上出来だったスイム編】 タイム:1時間25分
==起床~スイムスタート ==
朝3:00起床で朝食&補給食用おにぎり制作後出発しました。Tシャツ一枚では少し寒い感じで薄暗い中皆とぞろぞろ15分ほど歩いて連絡バス乗り場へ向かいます。
大した待ち時間なくバスに乗り込み30分ほどでスイム会場の富江港に到着しました。天気予報通り晴れてはいましたが北風が時折強く吹きはじめていました。この風に後ほどバイクで悩まされる事になります。
スイムゲート付近でバイク&ランスペシャルニーズバック(途中で受け取れる補給食)を預け、バイク補給食セット&タイヤエア補充しバイクセット完了。
少し時間あったので岸壁先端に向かい、スイムエリア全体を見渡しました。今年は例年設置されるコースロープ無いとのことでヘッドアップ下手の自分は心配でしたが、小ブイがかなり短い間隔で設置されている事確認できこれなら息継ぎしながら方向確認できるとホットしました。
ウェットに着替え試泳。水温はさほど低いわけではないですけど試泳後そのまま水中に居ると体冷えるとのカトテルさんのアドバイスもあり、10分程泳いでスロープに上がりました。上がってみると700人近くの人がスロープと水中に居り、凄い人だかりにたじろぎ後方に待機。 (この人数の一斉スタートは未体験ゾーン!!)
==スイム本編==
スイムは富江港内をAタイプは二周回3800m、Bタイプは一周回1900mします。Aタイプは一周回後一旦上陸し給水後再入水します。今回は1時間30分でスイムフィニッシュを想定しましたが、正直出たとこ勝負って感じでした。自分を信じて日頃のフォームで泳ぐことに集中しようと考えていました。
スタート5分前にフローティングスタートの為に入水。スタートエリアの真ん中より後ろ側に浮かびました。 先頭付近の皆さんは「エイエイオー!!」と雄叫び上げていましたが、自分の陣取ったエリアは凄く静かで落ち着いた雰囲気でした。
タテトラ(館山トライアスロン大会)に出たくて始めたトライアスロンでしたが、当時雲の上の存在だったロングレースのスタートラインに自分が居るという事を噛みしめながら、また、フィニッシュテープをイメージしつつ静かにスタートホーンを待ちました。
ホーン鳴り近くに浮いていたちはらんとハイタッチしてスタートしました。スタート直後から今まで経験したことない壮絶なバトルになりました。「しまった!もっと後ろから出れば良かったぁ!!」と思っても後の祭り、、、前後左右人に挟まれ、殴られ、キックされ、何がなんだかよくわからない状況が第2ブイまで続きました。途中、 右横からぶつかって来た人をレース中初めて右手を相手の右腰に掛けて乗り越える事2回。。(練習しててよかったぁ、、、)その後も軽いバトルが延々と第3ブイまで続きました。第3ブイへ向かう途中からうねりが大きくなってきました。バラモンキング経験者の方々の話だとこのコースは”うねり”なくプールみたいな環境!と聞いていただけに心構えできておらず「こりゃヤバ!!」という感じでした。うまくヘッドアップタイミング合わないと先の第3ブイ見えず、また風と合せて海水も呼吸時に入ってきて苦しい場面もありました。ただ第3ブイに近づくにつれて周りの人がばらけはじめ&集団からも離れてきて泳ぎやすくなってきました。「あ~多分自分が遅れ始めているな、、、」と感じましたがここは集団追わず、練習で散々取り組んだ左右呼吸、ストレッチタイム&キャッチアップ、3~5回に一回のヘッドアップをリズム良くこなす事だけに集中して進めて行きました。折り返しになる第4ブイ過ぎると、何故か自分のまわりの人たちが、岸壁側の小ブイから離れて沖側のルートに向かって行くのに気づきました。「あれ、そっちは遠回りのハズ、、」
朝岸壁からコースチェック した事思い出し、自分は皆と離れて岸壁側ブイ列の真横を進むことにしました。ブイは左側に見えるのですが、左右呼吸まだ使えていたのでヘッドアップは最小限に左呼吸時にブイとの距離感つかみながら進みました。
一周回後、上陸し経過時間確認しました。「40分!!」これは自分としては上出来です。まだまだ後方にたくさん人居る事確認し少しホッとしながら二周回目に入っていきました。
二周回目は極力集団に入らない様にして泳ぎました。ホントはドラフティングしたかったのですが、どうもペースがうまく合う人に着けず(練習不足ですね。。)また密集内のバトルでも痛い思いしているので、一人スイムに徹しました。最後第5ブイで左ターンしたところでゴールエリアも確認でき「よし!!スイムフィニッシュできる!」と気持ちも高ぶり少しピッチも早めてゴール目指しました。上陸後経過時間「1:25」確認し「わぁ~上出来!!」と足取り軽く、バイクバック受け取り着替えテントに入りました。
トランジションは相変わらずのバタバタ感で12分もかかってしましました。(冷静沈着の河野さんは6分!台)
【結構冷静だったバイク編】7時間30分 距離180.2Km、獲得標高1800m(平均斜度1%、参考:珠洲Aの平均斜度は1.3%)
さて、今回一番の山場と考えていたバイクです。国内ロング大会一の山岳コースという事でここでの出来がランへも影響して完走に大きく影響すると聞いていました。
ミドルであれば後先あまり考えずにかっ飛ばすのですが、今回はバイク後にフルマラソン控えているので安全策で走る事にしていました。バイクパート全体の負荷は自宅から山中湖往復170Kに近いと想定し、その再の実績ベースにAve24.5~25kに設定しました。(トイレ休憩込みで7時間21分~7時間12分、トランジション含まず。)また、通過時間のチェックポイントをコース上3回通過することになる「二本楠交差点」に設定して、目標通過時間をメモってバイクに貼り付けておきました。
まず、富江港周辺の周回路約13kの平坦路走ります。風はあまり感じませんでした。30kオーバーで軽く回せる感じでウォーミングアップ的で快適でした。周回後バイクスタートエリア近くの交差点を左折し、北上しながら20K先の「二本楠交差点」目指します。基本上り基調で途中名物のジェットコースター道路があります。ジェットコースター道路に入り、前日の下見時に教えてもらった「下り全開!その勢いで次の坂道を登り切る!!」で一本目のジェットコースターやり切り、次のジェットコースターに備え、フロントインナーをアウターチェンジした途端「ガチャガチャガチャ!」と異音&ペダルが回らない!緊急事態発生。見ると、、チェーン落ち、、側道に停めるとチェーンがキャッチャーに挟まっている状況。。。前日同行者の板さんから「Qリングってチェーン落ちるらしいね??」自分「走行中落ちたことこれまでないっつスよ!!」ってやりとり思い出し、「クッソ、なんでよりによってレース中に落ちるんだよ!!」悪態つきながら油まみれになって悪戦苦闘5分かかりはめ直し再スタート。ここで焦っても仕方ないので、とにかく二本楠交差点目指し進めました。途中、Bタイプのトップ選手達に抜かれはじめ早いなぁ、、とただただ関心&見学者気分。そのうち「はせち~ん、ガンバ!!」と後方から声がかかったと思いきや右横をスゴイ勢いでリースさんが「ここ坂か??」って感じで登って行きました。「二本楠交差点」左折しいよいよ周回に入りました。通過時間は想定より5分ほど先行していました。ここから6キロほどの下り基調のコース、結構気持ち良く飛ばせました。海岸線に入り、8kのすれ違い区間に入ります。近くの先行者や後送者が確認できる区間です。平坦区間しばらく続きますがどうも対向者が苦悶の表情です。折り返し後はいよいよ北風との戦いかぁ。。。恐らくほとんどのメンバーは自分よりスイムアップは15~20分は早いハズだし、特にバイクはタチトラ快速男子揃いなのですれ違いはほゞないかなぁと思い走っていると前から見覚えのあるフォルムが、、、「愛ちゃんだ!!」、、「愛ちゃーん!」と手上げて声張り上げるものの愛ちゃんチラ見ですれ違い、、いつもの笑顔いっぱいの愛らしい愛ちゃんと大違いの”戦闘モード愛ちゃん”にこっちも気合が入ります。距離はたぶん3kくらいか?でも追いかけちゃだめだぞ!と自分に言い聞かせでペース維持しました。対面折り返しにはAS設置されており、ここでトイレ休憩。折り返してみると案の定強風の向かい風、「いよいよ来たかぁ、、」と覚悟。北風6m予報だけどもっと吹いている感じでした。この後島半周はこの向かい風との闘いになりました。2kほど折り返すと前からタチトラウェアが、、ちはらんが良い感じのペースで上がってきました。自分との差は4kくらいか。追い上げられるなぁと思いながらここでもペース維持。と、、「はせちーん!」とBの石兄が気合の入った声と共に快調に追い抜いて行きました。
周回コースに戻ると、コースは珠洲に似た感じで海岸沿いを細かくアップダウン繰り返します。一つ一つはそんなキツイ坂はないですが、ボディーブロー的に足に効いてくる感じです。Ave確認するとほぼ想定内ですが、この先を考えると油断はできません。下り途中にきついヘアピンコーナも出てきます。慎重に通過して行きますがその後即上りもあるのでブレーキングは最小限にって感じです。途中素晴らしい白砂の高浜海岸や、きれいな小さい海岸もでてきて癒やされる場面もあります。コース北端あたりの登りの頂上では小学生達の可愛らしい応援が待っていました。選手一人一人のゼッケンを確認して名前を呼びながら応援してくれます。自分も応援が嬉しくて片手を大きく上げて応援に応えました。この先から進行方向を南側に曲がって地味に登りが続きます。この登りの頂上81K付近に予め預けたスペシャルバックを受けエリアが設けられていました。このあたり既に足にキテる感ありましたが、スペシャルバックは2周目の楽しみにとっておく事にしました。
スペシャルエイドからは下り基調で割とあっけなく二本楠交差点に到着し2周目の55Kに入ります。チェックポイントの二本楠交差点を予定より5分遅れで通過しました。まあ、無理しない、取り戻そうとしない、、強風のなか頑張ったじゃんと言い聞かせながら、でも2週目終わる頃ってどうなっちゃうんだろうと不安一杯で周回に入りました。
二周目すれ違い区間では愛ちゃん、ちはらんと一周目とほぼ同じ位置ですれ違いエール交換。2週目では途中スペシャルエイドに入り、朝作ったおにぎりやらコーラやら長崎で買った文明堂のどら焼きやらで後半に備えました。もうここまで136Kくらい走ってます。が、コーラのおかげか意外と元気になってきました。「おっ、意外と大丈夫じゃん!」と調子に乗りそうでしたが、元気なのは気持ちだけで、足の方は左足脹脛から膝にかけて張りが出始めていました。苦手のペダリングの不味さからくる膝痛につながらないか不安が大きくなってきました。
二本楠の通過は想定より7分ほど遅れていました。ここからまたジェットコースター通り、ところどころの登りが結構キツく感じられ気がつくとインナーローに入って喘いでいました。ジェットコースター通り抜けると、最後の課題がこの先に待ち構えていました。空港横を真っ直ぐ北に4K登って折り返す「へそ」ってみんな呼んでいるコースです。ここが実は一番キツかったんです。全く風を遮る遮蔽物ないコースでモロに北風を正面から受けました。緩い斜度が激坂に思えるようパワーが必要で、片道4kのハズが感覚的には10K位に感じました。この区間が終わればバイクゴールは間近です。ランには6時間残すプランでしたので16時にはスタートしたかったのですが、10分ほど遅れてバイクフィニッシュしました。T2でできるだけ取り戻そうと走って着替えテントに飛び込み着替え済ませ自己最速6分ほどでランスタートしました。
【苦闘から癒やしのラン編】5時間8分 :
ランは堂崎天主堂を折り返し2周回します。そこそこアップダウンありますが、海有り山あり街中あり変化に富んで飽きの来ないコース設定でした。途中コース上でメンバーともエール交換できるし結構好きなタイプのランコースでした。
走り始めは快調。キロ6分は余裕な感じでした。走り始めて直ぐにBタイプゴールに飛び込む直前の境さんとすれ違いエール交換。足取り軽くよしよしと思いながら1.5km程進むとここで突然右足に異変、、ピキーン!と痛みを感じるとそのまま右足内転筋が硬直。「攣った、、こりゃぁ昨年のセントレアの二の舞だ!!」、こうなるとしばらく動けないのでその場で座り込み緩むのを待つしかありません。すぐそこにAS見えるのですが、そこまでも行けないまま5分程耐えると緩んできて走れる状態に回復しました。多分脱水です。実はバイクパートでは1.5~2Lの給水を想定してました。が、終わってみると1L程度しか採っていませんでした。バイク終盤でこれに気付き「まずいなぁ、、、」と思いましたがあとの祭りです。。ASでスポドリ多めに採って、なんとかキロ6.5~7分では走れそうな感じに回復しました。その後3K付近で2周回目ゴール直前のチバッチとすれちがいエール交換。その直後に一周回目終盤のカトテルさんとエール交換できました。皆さん「ハセチンこれからランスタートかぁ!!」と気づいてくれて大声で元気付けてくれます。ホントありがたかったです。5K付近では河野さん、そのすぐ後ろに軽い足取りのヨシさん、さらに板さんが続いてきます。皆さんとハイタッチでエネルギーをもらいます。(この時点で親方やエース関根さんとエール交換できてない事に気付いていましたが、もうとっくにゴールしているよなぁ・・・と思ってました。まさか親方がトンボでリタイヤとは、、、)このランコース、登り下りは苦しいですが、チーム参加者にとってはすれ違いがホント楽しく&元気付けられて良いコースです。折り返し手前3k位からは綺麗な海沿いのコースになります。折り返しの堂崎天主堂(折り返し地点からは天主堂は見えませんが、、)で愛ちゃんにやっと追いつきました。「やっと追いついたよー!!」ってこっちは必死だけど愛ちゃんはいつも通りの癒しの笑顔「はせちーん!」と返してくれます。(でもこの後20k過ぎにまた抜かれてしまいます。。。)折り返し後もこれといった痙攣症状もなく、でも慎重を期してキロ6.5~7分程度で推移していきました。途中ちはらんともエール交換出来、コース上の全メンバーの位置が把握できました。19K付近ゆる坂を下っていると、今度はふくらはぎが「ピリピリ」と痙攣の兆候。「このまま走ると攣る!!」とここで歩きにチェンジ、、、そこへ颯爽とゴール間近のカトテルさんが後ろから「あきらめないで!まだ時間あるよ!!」と手を上げながらパス。「そう、、まだあきらめない!」ハーフ折り返しが18時半過ぎ、念のため堂崎天主堂折り返しの制限時間をマーシャルに確認。「20時半です!がんばって!!」との返事。「よし、折り返し20時目標に行こう。」とここから改めてスタートの気持ちになりました。体は疲れているけど気持ちは不思議と大丈夫でした。「ゴールまで14時間以上はかかるけど、その中あとたった2~3時間じゃないか!無理しなければいける行ける!」ここからは無理はしない、足攣り兆候でたら即歩きに変えて、ほぐれたらまた走り出す。の繰り返しを延々続けることにしました。途中25K付近のAS寄ると暖かい飲み物が、、、冷えてきたしこりゃ助かると「あごダシスープ(トビウオの事をあごと言います。)」を頂く、、、と、これが大失敗。疲れた胃袋が壮絶に拒絶反応。吐きそうなくらい気持ち悪くなってしばらく縁石に腰下して落ち着くの待ちました。その先30K手前のASでは腸脛靭帯あたりに少し痛みが出始めていたので「冷却スプレー」を使ってると、、「はせちん、足痛いのぉ~??」って愛ちゃんが元気そうにパス。優しい掛け声にチョット癒やされながらどんどん小さくなる背中見ながら再スタート。 「いよいよタチトラ組アンカーになったなぁ、、、とにかく皆が待つゴール目指さないと!」歩きとランを繰り返しながらようやく2回めの堂崎天主堂折返し。残り時間2時間、「もう大丈夫!ここから歩いても制限時間は間に合う!!」と完走を確信しました。が、できる限り走ろうとも思いました。実は、ここからのラスト10Kは今まで経験したことのない楽しくまた癒やされるランでした。辺りはすっかり日が暮れて真っ暗、人影もまばら、ガーミンのバッテリーも切れてペースはわからない、真っ暗なルート上には点々と投光器が綺麗に並んでいて、晴れた空には星と月が輝き(空見上げる余裕も出てきた!)、時折沿道の黒い人影が声援をかけてくれる、、、「なんか心地良いなあぁぁ・・・」と思いながら、そこからは全ての沿道の方々とASの方々と交差点で交通整理頂いている警官の方々に「一日ありがとうございました!!」と手を振りながらホント心から御礼を口にしながらゴール目指しました。
ゴールでは長い方では3時間近く待たせてしまいましたが、自分の到着を皆さんで迎えてくれました。
アンカーの特権ですね。
ハイタッチ、記念撮影至れりつくせりのゴール、
MCの「バラモンキーング!!」
そしてゴールテープを高々とかかげて
「ヤッター!!」
と叫び感動のゴールでした。
【レースデータ】
Aタイプ;
スタート:690人
完走:536人
完走率:77.7%
Bタイプ
スタート260人
完走:240人
完走率:92.3%
【タチトラレースデータ】
Aタイプ(226.2Km):
エース@関根(総合38位、エイジ8位)、
チバッチ@千葉(総合27位、エイジ2位)、
カトテル@加藤(総合53位、エイジ11位)、
ヨシ@飯田(総合190位、エイジ12位)、
河野さん(総合191位、エイジ47位)、
板さん@板垣(総合240位、エイジ6位)、
ちはらん@千原(総合375位、エイジ2位)、
愛ちゃん@仲谷(総合387位、エイジ7位)、
親方@三浦(DNF、参考:バイク終了時点総合8位)、
はせちん@長谷川(総合417位、エイジ47位)
Bタイプ(147,2km):
リース@小林(総合11位、エイジ2位)、
石兄@石原(総合58位、エイジ5位)、
境さん(総合115位、エイジ4位)
=================================
<板垣> いや〜、レースレポート読むと、当日の楽しさが蘇って来るね。レース中にも色々あったね。親方はトンボの襲撃にあってリタイアとか。
<千原> 前代未聞だよ。トンボに当たって片目が見えなくなるなんて。でも、すぐに治ってよかったよ。
<加藤> 親方も千葉っちもバイク速かったな〜。ランもあのままの勢いで行ってたらすごいタイムだったんじゃない?
<千葉> ラン2周目で脚が攣っちゃって。ロングは甘くないな、と思ったよ。関鉄のマイケルさんに突っ込むなってアドバイスもらってそうしてたのに。エース関根さんはどうだったの?
<関根> 今回は撃沈しちゃったよ。自分は撃沈したけど、初参加の人達に色々アドバイスできて、全員完走できたから、それはそれで嬉しいよ。
<加藤> 話は変わるけど、レッドカーペットで変な踊りをしてゴールしたエイジ2位がいたらしいよ。
<小林> いや〜、ゴール手前で痙攣君が現れて! カニ歩きしたり後ろ向きに歩いたりで超変なパフォーマンスしてる奴と思われただろうね。そこで一人に抜かれて2位になっちゃったし。
<千原> 表彰式でも変顔したりして、やっぱり変だったよ。
<長谷川> バイクコースを前日に下見しておいて本当によかったよ。初参加の人にはレースプランを確認する上でとても大切だと思ったよ。
<河野> ほんと、そうだね!
<飯田> あれ、河野さん下見中、車の中でずっと居眠りしてたじゃん!。ところで、板さんはバイクの登り坂は頑張らない作戦だったの?
<板垣> そう。エネルギー温存作戦!って言いたいけど、本当は膝が痛くて頑張れなかった作戦なんだよね〜!後日整形外科で診てもらったら変形性膝関節症だって。歳なのかな〜?
<長谷川> 帰路、親方の家にお邪魔してBBQ楽しんでた時に、お父さんが「62歳から体力がガクンと落ちる」って言ってたね。
<石兄> そう、板さんレース前日になって急に「肩痛い、肩痛い」って言ってた。
<加藤> それ、ブログネタを仕込んでたんだよ。自称人気ブロガーだから。
<一同> やっぱり!
<親方> BBQ終わって長崎空港までみんなを車で送ってったんだけど、その車の中にスマホを落としてきちゃって、空港でスマホが無いって言ってパニクってた。そういうのブログに書かないんだよね。
<板垣> 忘れ物ならもっとすごい人いるよ。長崎空港でお土産買ったんだけど、機内におき忘れちゃって。忘れてるよ、って渡したのに、リムジンバスのチケット売り場にまた忘れて。
<千原> もう、あの時はお土産を家まで持って帰る自信がなかったよ。
<加藤> レース前にも、チハランが放送で呼び出し食らってたよね。トランジションバックを違う番号のフックに掛けてるって。 チハランらしいな、と思ったよ。
<飯田> 今回の往復の交通手段と宿はチハランが手配してくれたんだけど、完璧だったよ。我々初参加のメンバーは全てお任せしちゃったチハランに感謝しなきゃ!
<河野> 宿の人達は親切だったね。宿だけでなくて、島民全員が親切って感じたよ。
<長谷川> ボランティアも沿道で応援してくれる人達も最後の最後まで応援してくれて、本当に温かい大会だった。 また参加したいね。
<板垣> 最後にみんなでバラモンキング2019のダイジェスト盤を見てみようよ!
<仲谷> 五島いいよね。来年もみんなで参加しようよ!
以上 おしまい☆
☆ 2019年6月30日(日)
☆ いざ出陣!
天気 : 館山恒例の曇天 午前中一時雨
☆ 参加者 :
一政さん・氏田さん・近内・下川さん・中川さん・横田(和)さん・横田(尚)さん・鈴木さん(中川さん友人) (50音順)
計8名
☆ レポート:近内
初めての事ゆえ 何もかもが目新しく新鮮、
会場の盛り上げムードにのせられてウキウキ気分になってくるが、いかんいかん、ただただ自分の体力がどこまで続くか?
それが問題なのだ。
待っている間にスコールの様な大雨にうたれ、
今の時代雨に降られ、頭からびしょ濡れるなんてことはないし、水着でいるから出来ることだし、これ又楽しい。
☆ スイム
10人くらいずつ10秒おきに出発。
待っている間は仲間に手を振りながら淡々と進み、笑顔平常心でいられたが・・・・、
ピーと笛が鳴り、走りだし、泳ぎだし、“さぁ、これから始まりだ! 頑張ろう ”
“わぁ 長―い、こんなに泳げるかなぁ?”
“しかも2周も” と考えた途端 「心臓がドッキン・ドッキン」、「胸がキューン」となり私が私でなくなってしまった。 胸が苦しい、過呼吸だ。
ぶくぶく~・・・体が沈む。ぶくぶく~・・・なんまいだぶつ、なんまいだぶつ。 ぶくぶく・・・前が全然見えないよー。
ヘッドアップしても前が見えず、顔上げが出来ていない。加地コーチ、ごめんなさい、しっかり練習しておけば良かったと、今更ながら後悔したが間に合わず。
“こんなところで死ぬわけにはいかない、せめてFINISHゲートをくぐらないことには・・・。”
4回クロールスイムに1回ブレストストロークで方向を確認。あっちふらふら、こっちふらふら。
よく曲がること曲がること・・・・。
☆ バイク
泳ぎ終わってトランジットに来た。
しめしめ まだ私の周りのバイクは少し残っているし・・、
なんて思いながらソックスを履こうとしたら足が湿ってる上に焦って履けないのでそのままスタート。靴の中でジャリジャリ砂の音を立てながらバイクを走らせ、
仲間から “がんばれー” “フャイト!” と後ろから大きな声で励まされ、抜かされ、あっという間に走り去られた。 気が付いたらコースはガラガラで人もまばら。
☆ ラン
ランシューズに履き替えてコースに出ようとしても、あちらこちらで終わった人がスマホで記念撮影。 “日本人なら もう少し控えめに撮影してぇ、私はこれから走りに行くのー” と心で思いながら走り始めた。
呼吸が上がらないようにゆっくりゆっくり入って、給水ポイントで1周目はスポーツドリンク、次は水、塩タブレット、水と貰い、 気づいたら何周か分からなくなっていた。
おかしい? これは何? たった4周が分からない? そうだ輪ゴムを用意していたっけ。
あっ、イケナイ その輪ゴムも自転車のバーにはめたままだ。
でも4回給水を受けたから、多分4周終わったはず?
給水所に行けばお姉さまたちが “ラスト、頑張れ”って応援してくれて “ホントに? 何周か分からないのだけど” って聞けば、 “分かりません” と言う返事が返って来る。
応援するならいい加減な事言わないで欲しいよね、なんて勝手なことを心で思いながら、
“あぁ、そうだ、 私は身体より脳みそが先に駄目になるタイプなんだ” と確信しました。
ゴール地点近くに行くとアナウンサーが“待ってますよ~” と大きな声援が飛んでくるし “もういいかぁ、1時間走っているし・・・” と折り返して、いざゴール地点へ・・・・。
仲間が待っていてくれて一緒にゴール!!
やったあ! 気持ちいい!
初めて味わう最高の瞬間
みんな有難う、、、
最高の気分です!
落ち着いて時計を見たら
7.85㎞・・・・、
あっ!
記録
|
総 合 |
スイム |
バイク |
ラ ン |
年代順 |
|
横田 和人 |
2:32:15 |
31:19 |
1:15:44 |
45:12 |
43 |
|
下川 養雄 |
2:49:32 |
31:42 |
1:25:27 |
52:23 |
14 |
|
氏田 英 |
3:26:17 |
35:55 |
1:56:51 |
53:31 |
143 |
パンク |
一政 景子 |
3:13:15 |
36.02 |
1:33.33 |
1:03:40 |
22 |
|
◆ レース前
◆レース後
さすがに顔が疲れてますね
☆ 後記
レース前にオフィシャルからインタビューを受け、私のエイジは3人しかエントリーしていないので、『完走できたら入賞デ~ス。』なんて盛り上がっていたら結果はこの通り。
神様が
“そんないい加減な練習の仕方では まだまだ完走させる訳にはいかんよ” という事でしょう。
リザルトの結果をみても自分の弱い所、周りとの比較等々、とっても 面白いスポーツ。
終わった後の爽快さ等々やめられません。
最後に一緒に行った皆さん、運転してくれた人、宿の美味しいごはん、行きも帰りもすべてに楽しい思い出が一杯です。 お世話になりました、有難うございました。
2019.04.14
全日本トライアスロン宮古島大会
参加者:吉本、鬼塚、リース小林、槻、氏田実、中込、板垣、大橋わ、大橋雄、河野(報告)
私にとっての平成最後のトライアスロン大会は3年ぶり2回目のロングディスタンス。第35回全日本トライアスロン大会宮古島大会 通称ストロングマンレース。スイム3Km バイク157Km ラン42.195Km
タチトラからは選手として板垣、氏田実、鬼塚、大橋雄、大橋わ、槻(千原)、河野(記)、小林リ、中込、吉本 応援に笹原、平泉(敬称略、五十音順)が参加
当日朝、というよりも深夜3:00起床。3:30から朝食。こんな早朝にもかかわらずホテルはいつも通りにバイキング形式の朝食を用意してくれる。島を上げてのこの大会を盛り上げようという気持ちがこういうところからも伝わる。スタートまで3時間以上あるので、食べたいものを好きなだけいただく。ここの朝食バイキングでは汁物が好きだ。昨日は豚汁だったし、今日は肝汁。レバーが入って栄養満点。
4:40ホテル発のシャトルバスにのってスタート会場の東急ホテルに向けて出発。天候はあいにくの雨。前日までは曇りの予報だったが一転、一日を通して雨の予報。憂鬱なレース展開と共に最悪の競技中止が頭をよぎる。
雨のためホテルのロビーは準備する選手であふれかえってる。一向に止む気配がなく時々激しさを増してくるので選手登録をし、スペシャルドリンクを預け、ランニングポンチョを着ながらバイクセットアップをする。真っ暗な上に雨がトランジッションバッグまで降り注ぐのでイライラしてくる。もうこうなれば早々にウエットスーツを着た方が寒くない。スイムの準備を終え。雨の中ゲートが開くのを待った。
水温はまずまず、22~23度といったところか、冷たくも温かくもない。試泳を終えスタートブロックへ並ぶ。この大会は「エリート」「目標1時間以内」「1時間以上」「とにかく安全に」の4つのブロックに分かれて好きなブロックからスタートする。自分の泳力を普通に考えれば「1時間以上」のブロックでスタートするのだが、仲間に誘われるがままに「1時間以内」に(汗)これがのちに後悔に。大きな雨雲が通過するということで15分ほどスタート時間が遅れた、だが同時に競技時間も15分延長と聞いて安心した。
7:15スタート。いきなり激しいバトルの連続で早速後悔した。とにかく選手の数が多いのでなかなか泳ぎやすくはならない。結局ブイを2回周るまではずっと混雑がつづいて冷静に泳げるようになったのは2周回目に入ってからだった。67分で3キロを泳ぎ終えトランジッションへ。先は長い。ゆっくり支度をしてバイクエリアへ向かう。
降り続く雨の中バイクスタート。路面の悪さを気にしながら慎重にハンドル操作をしていく。この日のために準備したといっても過言ではないニューバイクで飛ばす。なかなか調子がいいようで次々に先行する選手を抜いていく。すると次第に天気が回復してきた。伊良部大橋に差し掛かる手前には晴天に。宮古島に来て初のお天道様を拝んだ。昨日も試走で走った伊良部大橋も快調に飛ばいて行く。伊良部島では先行するゴメさんに追いついた。実はゴメさんとはこの先バイクパート終了までほぼほぼ一緒に走ることになる。すると今度は大橋わーちゃんが後ろから追いついてきた。スイムから先行していたと思っていた彼女が後ろから現れたので驚いた。スイムではバトルで思うように泳げず苦戦、さらにその後もトイレに寄って来たそうである。ロスタイムを帳消しにするように得意のバイクでどんどん順位を上げてきたわけだ。伊良部大橋の復路で3人で代わる代わる記念写真を撮っていると(笑)、今度はこの大会直前に痛風を発症しドクターストップ寸前だった板さんが抜いて行った。なんでも強力な薬を処方してもらいなんとかスタートラインに立つことができたようだ。
池間大橋を戻ってくるまでは快調だった。途中で止まって補給もしたが60キロを2時間かからず通過していた。問題はここから。宮古島の風の洗礼。常に強烈な向かい風を受けながら進んでいく80~90キロ地点当たりでは眠気もおそってきておそらく低血糖の状態になっていたのかもしれない。そこからはひたすら我慢の時間。抜いてきた選手たちに今度はどんどん抜かされて順位を下げていく。途中でスコールのような雨に見舞われ心が折れそうにもなった。ゴメさんとのデッドヒート(笑)は続いていたエイドや道端で止まっては休憩や補給をしいるとゴメさんに抜かされ、そのゴメさんを僕が追いかけてまた抜かす。5~6回もそんなことをくりかえしながら、最後はエネルギー切れでゴメさんに追いつけずにバイク157キロを完走。結局ゴメさんはほとんど止まらずにバイクフィニッシュ。さすがである。
実は今回ランシューズを忘れてしまった。事前にバイクと共に送ったつもりだったが、こちらに来て確認すると無い。仕方なくスイムが中止になった場合のデュアスロン用にと履いてきたシューズで臨むことにした。このシューズはソールが柔らかく反発が少ないため疲れるのであまり好きではなかった、特にタイムを狙いたいマラソンなどには向いてない。今回はせめてもの対策としていくらか硬いバイクシューズのインソールをこのシューズに敷いてそれで走ることにした。
補給食を吟味してポケットに詰め込んで、バイクパートで追いついた吉本教授がランの準備をしていた。お先に行ってきますと声をかけランスタート。延々と続くであろうランパートでは補給食は大事と思い今回はマラソン大会同様にボトルを腰に装着して走ることにした。が、これも失敗。とにかく重い、持ち過ぎた。しかも天気予報によると夜になるとまた雨が降るのでランニングポンチョまでバックポケットに突っ込んでる。走るたびに腰回りが揺れて不快だ。早々にボトルを開けた。やむを得ない。今後はエイドステーションの水が頼りだ。しかし、暑い。暑いとこうも走れないものか。とにかくエイドは2~3キロおきにあるからそこまでは走ろう。キロ当たり6~6'30が精いっぱい。5キロ地点で島で民宿を経営している高校時代の友人が応援してくれた。感動だ。彼に宮古島大会に出場するのを伝えるととても喜んでくれた。その彼が小さな子供たちと大きな声で応援してくれている。がぜん元気が出る。
バイク終わりからエネルギーの枯渇を感じていた。足攣りはまだ来そうにないからバイクでの補給はエネルギーが足りなかったか。今回の補給は脂質を中心の構成にしたけどやはり無理があったかも。ではランパートでは糖質も摂ろう。ただし一気に摂ると内臓が疲労してしまうので、少しずつ。まず小さなおにぎりを摂った。お寿司のシャリくらいの大きさ。それでも大きいかなと感じた。10キロ過ぎるまでの間色々と試した結果、黒糖が一番よさそうだった。さすが砂糖のかたまり。吸収も速く即効性がある。ただ、やはり摂り過ぎには注意したいので黒糖を口に放り込み、噛まずに舐める。そして半分くらいになったところで捨てる作戦にした。その先のエイドでは、水、塩、レモン、黒糖を中心に少量ずつ摂るようにした。
ようやくバイクで死闘を繰り広げた(笑)ゴメさんに追いつきエールの交換。そんな頃リースさんにすれ違った。日陰を選んで快調にゴールを目指している。大きな声で声をかけてもらった。折り返し3キロほど手前で今回バッチリ仕上げてきた鬼さんが元気に走って来た。いいペース。その後に痛風の板さん。薬の効き目がなくなってきたようで足が痛そうだ。折り返しでレースボランティアを務めている笹ネェに激励をもらい、折り返しに向かうちはらん、吉本教授ともハイタッチ。二人とも歴戦の猛者。きっと安定の完走ペースであろう。少し遅れて大橋わーちゃん。バイクパートで熱中症になって手当てを受けたそうだ。が、その後復活してここまで追い上げて来ている。制限時間を心配していた。確かに余裕はないがまだ間に合う。かなりしんどそうだったので補給の取り方をアドバイスし送り出した。
相変わらずの2キロ走は続いていく。折り返し以降はコーラも解禁にした。が、これも早すぎた。利尿効果がテキメンで、その後トイレを何度も探すことになってしまった。35キロ過ぎから徐々に足も止まり始めてきた。もう2キロ走るのもつらい。せめて1キロと残った力を振り絞る。そうしている間におそらく島一番の歓楽街を通過すると応援のボルテージが一気に上がる。自然と足を動かざるをえないので前に進んでいく、だが足も限界だ。島民の声援に背中を押されいよいよ陸上競技場が見えてきた。この中にフィニッシュゲートがある。この時のために頑張ってきた。必死に足を前に運ぶ。するとゴール前では先ほどの同級生が待っててくれた、再びの感動。彼の子どもたちと手をつなぎラストラン。両手でゴールテープを持ち天に突き上げる。ついについについにストロングマンになりました。
109位 小林リ 10:16:57 S1:00:44 B4:52:51 R4:23:22
371位 氏田実 11:33:27 S1:06:56 B5:49:35 R4:36:56 エイジ1位
557位 鬼塚 12:08:30 S1:07:45 B5:46:47 R5:13:58
579位 大橋雄 12:11:19 S0:57:35 B5:18:45 R5:54:59
747位 河野 12:40:03 S1:08:28 B6:09:21 R5:22:14
826位 中込 12:52:56 S1:00:02 B6:17:08 R5:35:46
873位 板垣 12:59:19 S1:07:43 B5:48:08 R6:03:28
1033位 槻千原 13:16:01 S1:14:43 B6:18:09 R5:43:09 エイジ9位
1088位 吉本 13:21:29 S1:05:34 B6:20:28 R5:55:27
DNF 大橋わ S1:03:30 B6:30:03
ゴメ編(報告:中込)
トライアスロンを始める最初のきっかけは、昔に宮古島ROUGH WATER SWIMに誘われたのが始まり(今はその大会はない)。そしてOWSからマラソン・トライアスロンへと進んできた。だから、ロングはどうしても宮古島が最初にしたいと考えていた。
2回の落選、次回こそはと思いロング挑戦を想定してランニングシーズンは、トレイルラン・ロゲイニング・フル4本・ハーフなど月一以上のペースで大会を設定した。
12月末にバラモンの当選をあきらめて宮古島一本に絞った。ただ、当選してみるとどれぐらいのトレーニング量で完走できるか未知の世界、完走に対する不安の日々を過ごした。時間のシュミレーションをすると制限時間はぎりぎりでトラブルがあると危ないレベル。
単身赴任の名古屋でできることを考え、まず苦手なランとバイクの練習量倍増に決めた。
みんなと違い相手のいない自分は、言い訳無用の室内練習に特化した(雨・寒さ・夜も自由にできることから)練習を組んだ。
スイムは現状維持、バイクはローラー台を200km/週 ランはトレッドミル50km/週を目標として本番を望むこととした。ただこの量が十分かわからなかった。
1月上旬にオーバーワークで練習不能な不安な1週間を過ごし、だましだまし練習再開。
外での練習より負荷は低いが効率的であったし1日数種目可能のメリットがあった。
バイクは、長時間のDHポジションもでき、信号もなく連続練習ができた。
また、タチトラのメンバーに、ロング対応の情報を色々質問して対策・プランを考えた時期でもあった。板さんK野さんO橋さん(わーちゃん)とのメッセンジャーのやり取りのおかげで不安ながらも宮古島に集合することができた。
レースプランは、完走が目標で スイム1時間 バイク6時間 ラン6時間 トランジション30分とした。その為、スイムはゆっくり足は疲労させず、バイクはパワーを維持して体力を残す、ランは未体験ゾーンなのでゴールまで淡々と走るというプランで臨むこととした。
ウェアは、快適を目指しバイクではトライスーツ+バイクジャージ+レーパン ただアームカバーを忘れて後悔した。心配性の私は、補給食・サプリ(カフェインも含む)・薬(足攣りなど)を相当な種類をもちこんだ。
前々日)JTAドームで登録とともに全員集合。
O橋(わーちゃん)さん、K野さん、板さん、リースさん、ちはらん、教授、ミクちゃん、鬼さん、ITO橋さん、ゴメ、10名がレースに参加。
前日)レース1日雨の予報。バイクチェックインでささ姉と会い応援を受け盛り上がる。3か所分の袋詰めで間違いないが何度も確認。デュアスロンに備えシューズは2足だ。明日は、2時半起きのため9時に消灯。
当日)早朝起きの眠い状態で受付へ、雨がひどい。寒くてホテルロビーでまっている時、中止か?と弱気になるが全種目開催で喝采となる。弱気は自分だけだった。ビーチに行くと昔より狭くなっている。人が密集しており、雲のせいで水中視界確保から15分スタートが遅れた。
約1500人同時スタートと泳力も同じゾーンと、かつてないバトルで相当きつい、抑えて泳ぐつもりが前に進まない。ロープ内側で場所を確保した。2周目でやっとまともに泳げた、すでに足をつりプルのみでスイム。スイムアップで想像より早く、バイクを考え消耗を抑えるため歩いていたらかなりの数の人にビーチで抜かれていった。まだ先は長いのにここでも走るんだと思った。約1時間でスイムアップしプラン通り。
バイクは、土砂降りの中スタート。リースさん・O橋さん・ささ姉とあえて落ち着くことができた。バイクのスリップが怖くてゆっくり進むと、ここでもガンガン抜かれていが、計画どおりと考えていた。長いバイクでは、すれ違いも多くみんなと会話ができ楽しかった。
この時、ローラー台の練習は、坂に弱いことを実感したが、連続走行には効果を感じていた。ほぼ足をつかずDHポジションでコンスタントに6時間を補給食のみで走りぬいた(休憩なし)。景色は最高であった。雨もやみ、路面もかわいてきた。立トラメンバーに何度も抜かれたがエールを交換、エイドで抜き返し、特にK野さんとはシーソーゲームとなった(5回ぐらい抜かれたかも)。
バイクでも時々攣ってしまい、レース中の片足ペダリングという周りからみても変な状態にもなる。
向かい風や坂も気になったが、ランのための温存のエネルギーがバイクですでに少なくなっていくことを実感し不安になっていた。ここも約6時間で想定どおりだがバイクのあとフルマラソンは・・本当に走り切れるかと思っていた。
ランは、ほぼ体力が枯渇して突入。レーパンを脱ぎ忘れ後悔した。エイドでは、エネルギー補給に専念しコーラ三昧で、上り坂は歩きフラットで走ると決めた。リースさんとすれ違う、タチトラトップで早い。私は途中の計算ミス(1時間早く考えていた)で間違え完走ができないと真剣に悩みながら走っていた。実際、1時間早やければ完走できないぺース。折り返し周辺でK野さん・ささ姉やタチトラのみんなとすれ違う度に元気をもらった。K野さんから「早いよ!」板さんから「まだ時間がある。歩いてもゴールしよう」と声をかけてもらった。ささ姉に折り返しで写真をとってもらえることもできた。沿道の応援もすごく多く「わいどー」の声は元気になる素晴らしいものだった。
最後の一時間は、日が暮れて暗くなってきた。いつまでたってもゴールが見えなく夜道で不安になる。足も攣ってスピードがでない。これは体力が枯渇してゴール直前を迎える最後の苦しみでもあった。かなり先にいた板さんはお腹がすいたのかエイドにいる。私は、スルーして進んだ。
競技場に入り、やっとあと少しという実感がわいてきた。でも今までで一番長かった13時間・・・感慨深いものがあった。
初のロングのゴールは、写真写りを期待してテープを持ち上げゆっくりゴールした。
トライアスロンを始めてのロング完走という自分の最終目標を達成し大きな満足感にみたされた。タチトラでは、リースさんは余裕のトップ。エイジ1位のミクちゃん、鬼さんが宮古初心者ぶっちぎり、K野さんのマヨネーズパワー、ゴメ、痛風板さん、ちはらんと続き、ベテランのレース運びの教授、O橋さんは体調不良と戦い 残念だがほぼ完走直前のDNFとなった。再度降り始めた雨と風に最後にも悩まされた宮古島の初のロングでもあった。
RWS挑戦から8年、トライアスロン5年目、当選から何か月も準備した宮古島トライアスロンを完走し初めてストロングマンとなることができた。そして、ここには書ききれないほど、全員に色々なドラマのあるレースだった。
そして、もうすでに来年のロング大会を想像している自分がいる。